中国式管理ブログ

ー被管理者のための管理の教科書ー

#家にいよう。コロナに負けないように心理的免疫力を高めよう!

 #家にいよう。

 #落ち着こう。

 #医療従事者へのエールを。

 コロナは収まりつつも、まだ終わりが見えない。そして緊急事態宣言が延長されるようになりました。非常にたくさんの人がメッセージを発信し、世の中を元気づけて、外出自粛を応援しているのを見るにつけ、本当に微笑ましく思います。同時に私も多くのブログネタを書いて、みんなの「#家にいよう。」を少しでも楽しいものにしようと思うのですが、いかんせん文才に限りがあり、そのうえ私自身も自宅待機の新しい技術習得で、見たこともないカタカナ英語と悪戦苦闘中です。

 管理というと、我々はいつもすぐに会社や組織の管理を思い出してしまう。しかし、中国式管理は、管理を「己を磨き、人を安心させるプロセス」だと指し示す。スタートは自己管理、自分自身のレベルアップであり、ゴールは他人をも、自分をも安心させることである。

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 こんなふうに考えると、いかつい渋面をした管理も少しは可愛げのあるものになるではないだろうか。そして安心できるかどうかで測ることができれば、管理のための管理ではなく、もっとみんなが幸せになり、受け入れられるような管理ができるではないだろうか。

 中国式管理は、さらに人間のライフワークを修身・斉家・治国・平天下としている。管理を4つのステップに分けて、自分を管理し、そしてその成果を家の管理、国の管理、世界の管理にまで広げる行くべきというのです。

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  修身・斉家・治国・平天下の目的は、言うまでもなく個人・家庭・国家・世界の安心のためにほかならない。

 中国式管理は、経営管理の範疇に限られているものではない。自己管理からスタートし、経営管理の様々な手法を完成しようとしています。これまで経営管理の書籍にない中国的な切り口を、三顧の礼などの歴史故事、孔子荀子の古典哲学を織り交ぜながら、簡単な中国人の身の回りの例を挙げて、分かり易く面白く軽快に解説しています。

 まだ、状態が安定しないが、我々は家にいることしかできない今こそ、いつも仕事に追われてきた我々はゆっくり考えてみるべきではないでしょうか。それに中国式管理が少しでも役に立てることを切に願う。