3ヶ月の休養を経て
出版してから3ヶ月間、翻訳出版するまで十数年走り続けてきた疲れを癒しながら、出版状況や人々の反応を静観してきました。この間、以下の成果を得ることができました。
立教大学図書館に採用されました。
編集長に連絡をもらった時は、本当にうれしかった。常々日本と中国の架け橋の役割を果たしたいと願っていた私としては、これまでブリッジSEとしていくつかの開発プロジェクトに携わり、日中間をつなぐ役割を果たしてきたとはいえ、さらに大勢の人に役に立ち、評価されたことは、歓喜に堪えないことでした。
毎日新聞が7月3日(水)付けの紙面に、書評を書いて頂いて、掲載して頂きました。
http://duan.jp/news/jp/20190703.htm
本書をお読み頂いて、中国の爆発的な経済成長の原因を中国式管理に求めるという、新しい視点にいたく感心させられました。
日本人に非常に親和性が高いとも言って頂きました。アメリカ式管理一辺倒になるまで、戦前の明治、大正、昭和初期は愚か、経営の神様である松下幸之助にまで、東洋哲学は色濃く影響されていると思います。中国式管理もまたその東洋哲学に基づいており、日本人にとって真っ新しいことではなく、過去への回帰であるはずです。
経営と管理の違いすら知らなかったのに、読みやすく勉強になったとのコメントも頂きました。私のようなエンジニアですら読んで、役に立ったのだから、当然だと思います。その上、三国志の逸話、古典を引き合いに出しながら、面白くも説明している。管理者、被管理者、自己啓発者、幅広い人が読んで人生に役に立つはずだと思います。