解消--上司が問題を提起、部下が解答を探すという方法
みんなを一時的にある焦点に集中させるために、問題を解決せず、放置する。
問題を次の階層の責任者に投げて智恵を絞ってもらう。問題は上の方から提起してこそ、みんなは重視することができる。下の方に渡して智恵を絞ってもらってこそ、理想的すぎることはない。問題の解答にあまりにも高すぎる期待を寄せ、そのために非常にがっかりするほどの失望を招くことはない。
上司は問題を提起し、部下は解答を探す。上司は部下を尊重するならば、部下も上司のために配慮すべきである。このように上から下へ、下から上への気遣いだけで、問題の大半はすでに解消済みである。
部下に合理的な調整時間を与えられることは、まさに上司が豊かな実務経験を持っている最良な証拠であり、部下を最も納得させることができる。
ユニークなアイデアを、上司と部下双方、行動と心理の両側面から、いかんなく披歴していると思う。